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家康登城


1586年10月27日、ついに徳川家康は豊臣家の居城大坂城に登城し、関白秀吉に謁見した。

謁見は大坂城天守閣の大広間が使われ、座敷には序列の順に家臣一同が顔を揃えて並んだ。
上段に座った秀吉に、下座の家康が拝礼したことにより、事実上、秀吉は家康を臣従させることに成功した。

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この時、秀吉は小袖の上に赤と金色の陣羽織を着ていたが、突然家康は「関白様のお陣羽織を是非とも拝領したい」と申し出た。
秀吉は「軍用の品である」とこれを拒んだが、家康はさらに膝を進め「この家康が関白様のおそばに侍りましたる以上は、家康が兵馬の労を取り申す。関白様にはもはや甲冑などお着せするようなことは致しませぬ」と大声で言った。
秀吉は家康のこの言葉に大いに喜び、上座から立ち降りて、自ら陣羽織を家康に着させた。

この姿を見ていた一座は、両人の仲の良さと家康の献身ぶりに驚き、改めて豊臣政権が巨大で尊貴なものであることを知らされた。

しかしこの一連の家康の行動は、あらかじめ秀吉が立案し、家康に依頼してなせた業でもあった・・・。

「威信」+100

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