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根回し


秀吉は、清洲会議に備えて、密かに出席者を味方に付けていくために根回し活動を始めた。


まずは、池田恒興と密会を設けた。
秀吉は恒興に対して、「跡目は織田嫡流が信長公の意思であった」と伝え、嫡孫である三法師を擁立するように援助を依頼した。
恒興も、信孝や信雄も織田家の後継者としての器とは考えておらず、秀吉と意見が一致した。
秀吉は、さらにその見返りとして、恒興を織田家の宿老に推薦することと、摂津半国二十万石を約束した。

翌日、秀吉は佐和山城に向かい丹羽長秀と会った。
長秀の目にも、信孝・信雄は共に当主としての資質はなく、仮に信孝が後継者になれば、擁立させた柴田勝家が織田家を牛耳るであろう、と言う。
そこで秀吉は、長秀にも「筋目の通った嫡孫の三法師を後継者とし、織田家の宿老始め家臣一同が、盛り立ててもらえるように」とお願いをした。
また秀吉は、旧明智領である坂本、高嶋二郡を長秀の所領に考えていることを話し、帰国した。

その後も秀吉は、元信長の近習であった堀秀政に、織田家臣に三法師擁立を説いて回るようお願いした。
また、秀吉自身も山崎の合戦に協力してくれた各将に改めて謝辞を述べ、跡目は嫡孫・三法師が筋であることを説いて回った。

「威信」+30

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